Survivalism

WEBサバイバリズムの目的

■生存するための知識技術の習得

■災害からの生存性向上

■救難者として知識技術の習得

21世紀 日本における災害の見通し

■ヒートアイランド現象
雷、集中豪雨、雹を伴う巨大都市特有の気象パターンが出現し、現在の都市構造では十分対応できないような局地的集中豪雨が発生する可能性がある。

■地球の温暖化
今世紀中に全地球平均表面気温は1.4~5.8℃上昇し、洪水、地滑り、干ばつ等の自然災害の増加、台風等の最大風力・最大降水強度の増加、海面の上昇による沿岸低地の水没等が予想される。

■東海地震、南関東地域直下型地震
切迫性を有している。その他の大規模地震もある程度周期的に発生しており、今世紀中の発災が懸念されている。

■火山噴火
噴火の周期性が明らかになっていないものが多いが、世界の1割のあたる86の活火山のうち、今世紀に噴火し災害を発生させ得る火山がいくつか想定される。

■都市化、過疎化、高齢化やネットワーク化の進行
経済社会の変化に伴う新たな形態の災害の発生も懸念されている。過疎化の進行によって、国土管理上重要な農地や森林等の管理が行き届かないことから、国土構造の脆弱性が拡大し、災害の発生に結びつく可能性がある。 通信ネットワーク化によってここのセクターごとの独立性が低下し、災害によってネットワークの一部が破壊されただけで、ネットワーク全体の機能が停止するといった危険性も増加する。 今世紀中にも人類が新たな災害の脅威にさらされることは明らかであり、犠牲者と被害の軽減を図るため十分に備える必要がある。

放射能汚染と有事

放射能汚染

point01

日本は資源に乏しく、原油や鉄鋼などをおもに輸入に依存しています。そうした中で原油に依存しない電力供給は国家的にとても重視されており、その結論として原子力が選択されています。

ウラン核分裂時の熱エネルギーをもとに発電し、使用済み廃棄物からさらに効率の高いプルトニウムを抽出するプルサマーマルにより高いエネルギー供給能力と経済性を可能としています。

しかし、一度暴走し事故が発生すると高い放射線物質を周囲に拡散し人為的な修復が困難であることはチェルノブイリ及び福島で周知されていると思います。 日本は4つの大陸プレート上に国土を有しており、地殻運動を基にする地震や噴火による原発事故には十分な警戒が必要と考えられています。

すで発生した福島原発事故で東北、関東へ拡散した放射能物質を完全に除去することは不可能であり、そこで生きている人たちの低放射線への対応と工夫が必要です。

また現在、稼働している川内原発周辺にはカルデラ噴火につながる活火山があり噴火発災と原発壊滅は取り返しのつかない事態を招き復興が不能となりえます。

有事

point01

現在、日本は離島領有権をめぐり、中国、韓国、ロシアと摩擦を抱えています。また、北朝鮮の衛星の打ち上げと称する弾道ミサイルが日本近海へ着弾しています。

米国と同盟基調を国策とする日本において米国との敵対関係をもつ諸国はすなわち日本の脅威です。

超大国化する中国の海洋資源の確保や海洋進出、弾道ミサイルで恫喝する北朝鮮、突発的な侵略行為を秘めるロシアへの対応および散発的に活動するテロリズムなど有事への問題は山積しております。

突発的な自然災害とは異なり、国際関係が原因となる有事は事前行動が可能と思われます。有事といわれる武力攻撃がどのようなものでどのように行動すべきかを周知しておきましょう。

防災の基本

災害を知る

point01

災害がどのようなものか確認します。気象や地殻の基本的なことをおさえましょう。


災害に備える

point02

過去の災害で行動や物資が有効であるか、災害が発生することでどのような危険が生じるか確認し備えましょう。